第一回は、今までの登山で経験した不思議な現象の話をしてみます。 登山を始めたのは13歳頃ですが、最初は松江近郊の200〜500m位の低山歩きでした。友達と一緒に行く時もあれば、同行者が見つからず、一人で登ることも良くありました。ナムチエバザール風景山道を歩いていて、自分の足音にビクつき、何度も後ろを振り向いて、魑魅魍魎が背後に迫っているような恐怖を感じたものです。それでも面白い山登りを止める事は出来ず、夕陽の沈みだした山道を必死で駆け下ったりしました。
 最初の不思議な体験は、20歳頃の厳冬期、裏丹沢の沢へアイスクライミングに友人と二人で行った時のことです。土曜日の夜中、道志川に沿った林道をヘッドランプの明りを頼りに、凍った沢を目指してトボトボ歩いていると、突然正面の山肌が広範囲に明るく輝いたのです。夜中の1時前で車の通る気配も全くないので、何事かと眺めていると、又元の真っ暗な山肌に戻ったのです。その夜は道端の小屋で仮眠して、翌日目的の沢までたどり着けずに引き返したのですが、あの光の正体は何だったのか、今でも謎のままです。
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